Fotografiska museet, The Chosen Ones
Daniel Wahlberg, The Chosen Ones (2016)
http://fotografiska.eu/en/utstallningar/utstallning/hostsalongen-2016/
まさか、ストックホルムのこんなお洒落な美術館で奈良の鹿を見るとは!
もう誰かに言いたくて仕方なかった。
「ここ、私の、実家!!」
タイトルは「選ばれし者たち」くらいの意味でしょうか?
このダニエルさんという人は、
人間と動物の関係に興味を持っているそうで、
特に「神聖」な動物と、それらがどのように人間との関係の中で生きているか、をテーマに制作しているそうです。
人間によって勝手に「神聖」と決められて、
なんだか特別扱いされている「神聖」な動物たち。
とはいえ、完全に崇められているだけかといえば、そういうわけでもなく、
なんとなく都合よく利用されていたり。
しかも、その関係も永遠に続くとは限らない。
そんな探求シリーズの第一弾に選ばれたのが、奈良の鹿だそうです。
たしかに街の真ん中に、何百年も住み続ける生き物って、よく考えたら不思議ですよね。
大事にしてるけど、まあ、食べたりするし。