Maria Cristina Foundation
旅行中のリスボンで、
たまたま見つけた本のフェスティバルで、
たまたま見かけた英語のトークショー。(他は全部ポルトガル語だった…)
Maria Conceicaさんという女性がしゃべっていた。
元エミレーツ航空のCAだったという彼女は、
仕事の合間にたまたま訪れたバングラデシュのスラムに衝撃を受け、
自分の人生をバングラデシュの子どもたちのために捧げることを決意したそう。
マリアさんは、バングラデシュの子どもたちに、
衣食住のある暮らしと教育の機会を確保すべく、基金を設立。
さらに自分でも資金を調達するため、登山やアイアンマンなどの
スポーツにチャレンジしている、とのこと。
ちょっと調べたら、
彼女の基金のページや、
TEDで話しているところを発見。
彼女はバングラデシュの子どもたちや、その親に、
「私と話したいなら、英語で話して!」と伝えているそう。
なぜなら「英語はパスポートだから。」
それがあれば、仕事に就いて貧困から抜け出せる可能性が少しでも高まるから。
マリアさんにとっても、英語は第二言語。
いい意味で徹底した合理主義を感じた。無駄のない歩み寄り。
日本のパスポートは、世界のほとんどどこにでも行けるけれど、
それを活かせているんだろうか。